よろず屋　倫

立花道雪

今月は、先日の多々良浜の戦いで活躍された、 鬼道雪こと立花道雪さんに焦点を当ててみました!!
立花さんは、大永6年（1526年）にお父さまの死にともない、元服して戸次氏の家督を相続しました。家督相続後は大友義鑑殿に仕え、初陣で敵将を捕縛するという武功を挙げて義鑑殿に賞賛されました。
天文19年（1550年）2月の二階崩れの変では、義鎮殿を支持し、彼の家督相続に力を尽くしました。
若い頃に落雷を受けて半身不随になり、以後輿の上で指揮をとっています。また、落雷を受けた際に雷の中にいた雷神を斬っており、この時に雷神を斬った刀「千鳥」を「雷切」と改名し、現在も傍らに置いて出陣されています。
このような不利な状態ながら大友氏のために奮戦し続けており、近隣の方からは「鬼道雪」「雷神」と呼ばれ畏怖されています。